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逃げた後の72時間を生き抜く準備
2026/05/11
真夜中、みんなが寝静まっている時に巨大地震が発生。その後、大津波警報発動。
こんな状況の時に停電でブラックアウト……

こんな時、あなたならどうしますか?

夜中に停電。情報断絶。家族が寝ている。
雨や冬ならこれに寒さも加わります。

「正常性バイアス」で“まだ大丈夫だろう”という数分が命取りになります。

特に徳島沿岸部は、揺れが大きい+津波到達が早いという可能性があるので、『情報確認より先に避難行動』が基本になります。

結論から言うと、最優先は「情報収集」ではなく“暗闇の中でも即避難できる状態”を作ることです。

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夜中の大地震+ブラックアウト時の基本行動

■まず「津波が来る前提」で動く

もし、
・強い揺れ(立てないレベル)
・長い揺れ(1分以上)
・スマホ警報
・海沿い地域

なら「大津波警報を待たない」です。

停電時はテレビもWi-Fiも使えなくなり、スマホ基地局も不安定。
“情報が来ない=安全”ではなく、むしろ逆です。

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■家族を“短い言葉”で起こす

夜中はパニックになるので説明し始めると行動が遅れます。
例えば、「津波!靴履いて」 「上へ行く」 「車ダメ、歩く」 「懐中電灯持って!」くらいの短い言葉で充分伝わります。

特に子供や高齢者は、長い説明をすると理解する前に時間が過ぎてしまいます。

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■まず靴を履く

地震後は、割れたガラスや食器、倒れた家具、屋根瓦 、ブロック塀だらけです。
裸足で怪我すると避難速度が一気に落ちます。
枕元に靴、懐中電灯、笛、上着等を置いておきましょう。

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■ エレベーター禁止

停電中は閉じ込めリスクがあります。
マンションなら、階段で上層階へ。もし水平避難が危険なら、「津波避難ビル」に垂直避難も重要になってきます。

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■車避難は原則最後

夜中の津波避難で一番危険なのが、皆が車を出して道路が止まることです。
実際、東日本大震災でも、車の渋滞が原因で逃げ遅れが起きました。

徳島は、橋・川・海沿い道路が多いので、基本は徒歩で高い場所へ逃げますが、要介護者や乳幼児がいたり、山間部など避難距離が長い場合は車が現実的です。

その場合でも、ガソリンは半分以下にしない・常に進行方向を確認・渋滞したら車を捨てる覚悟が必要になってきます。
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■海を見に行かない

「どのくらい引いてる?」「港はどうなってる?」をつい見に行ってしまう人がいます。
津波は、第一波より後が危険なことが多いです。
“確認しに行かない”を徹底してください。
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■ 避難後は「低体温」と「トイレ」が敵

夜中避難は、夏でも身体が冷えます。
避難袋には、
・アルミシート
・レインコート
・モバイルバッテリー
・飲料水
・携帯トイレ
・ヘッドライト
を入れておくことをおすすめします。

特にヘッドライトは、両手が空くので避難速度が変わります。

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防災的観点で言うと、本当に強い会社や家庭は、「停電しても動ける」ことです。

情報があるから動けるのではなく、どこへ逃げるか・誰を連れて行くか・何を持つか・どこで合流するかが決まっているから動けます。これは会社BCPも同じです。

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南海トラフ級になると「1回逃げて終わり」ではない可能性が非常に高く、余震、火災、断水、通信障害、寒さ、トイレ問題が続きます。

逃げる準備より、“逃げた後72時間を生き抜く準備”が鍵になります。

明日、来るかも…という覚悟で過ごさないと、日々の忙しさに流されてしまうのが防災対策。
「あの時やっておけば」という後悔より、準備はしていたけど何にも無かったねという空振りの方がよっぽど平和だと思います。
逃げた後の72時間を生き抜く準備
逃げた後の72時間を生き抜く準備
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2026/05/02
GWの帰省・Uターンラッシュの途中で大きな地震に遭ってしまったらどうしますか?

「土地勘がない・人が多い・車内や駅にいる」っていうリスクが重なるから、
事前にイメージしておくだけで生存率が変わります。

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■ 揺れた“その瞬間”

まずは命を守る初動が最優先です。
車の中なら
・急ブレーキはNG → ハザード出してゆっくり減速
・できれば左側や路肩へ停止
・揺れが収まるまでは車外に出ない(落下物・転倒物が危険)

電車・新幹線なら
・基本は係員の指示に従う(勝手に降りない)
・つり革や手すりにしがみついて転倒防止
・荷物は守らなくていい、頭を守る

サービスエリア・駅・空港なら
・窓ガラス・天井・看板から離れる
・カバンなどで頭を守る
・人の流れに流されすぎない(将棋倒し防止)

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■ 揺れが収まった直後

ここで「判断ミス」が起きやすいです。

・津波の可能性がある地域(特に海沿い)
→ 迷わず“高い場所へ即移動”
→ 車より徒歩が早い場合も多い(渋滞する)

・山間部・高速道路
→ 落石・土砂崩れに警戒
→ トンネル出口や斜面付近は危険ゾーン

・都市部・駅周辺
→ ガラス・看板の落下、火災に注意
→ エレベーターは絶対使わない

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■ その後の行動

「帰る」より「生き延びる」に切り替える。
・無理に帰省・Uターンを続けない
→ 高速は通行止め、一般道は大渋滞になる

・ガソリン・電池・水を温存
・スマホは“連絡より情報収集優先”

→ 災害用伝言ダイヤル(171)やSNS安否確認を活用
・家族と“集合ルール”を事前に決めておく

→ 「○○の道の駅に集合」みたいに場所指定が強い

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■ 事前にやっておくと強いこと
・車に「水・軽食・モバイルバッテリー・簡易トイレ」
・靴(サンダルじゃなくスニーカー)
・ハザードマップをざっくり把握(特に海沿いルート)

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移動中の災害は、「自分のホームじゃない場所で戦う」ということです。だからこそ、“判断をシンプルにしておく”のが最大の防災になります。

海なら「とにかく上へ」
山なら「崩れる場所から離れる」
都市なら「落ちる・倒れるから離れる」

これだけでも、かなり生存確率が変わります。

いつ何時現場に遭遇するやもしれません。楽しいお出かけの前に、一度最悪の事態のシミュレーションをしといてもいいのかもしれません。
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熊本地震からの教訓~後編~
2026/05/02
■教訓2
「家より“命”優先の判断」

多くの方が「まだ大丈夫」と自宅に留まり、その後の本震で被害が拡大しました。

・「もったいない」より「逃げる」
・違和感を感じたら即避難
・夜でも動く勇気


■教訓3
「トイレ問題が想像以上に深刻」

水が止まり、トイレが使えなくなることで健康被害やストレスが急増しました。

・トイレは“命のインフラ”
・我慢 → 脱水 → 血栓(エコノミー症候群)
・最低でも3日分の備蓄が必要

ここ、庄の屋のテーマともドンピシャですよね。


■教訓4
「車中泊のリスクを理解する」

余震が怖くて車中泊を選ぶ人が多数いましたが、それが新たな健康リスクを生みました。

教訓
・長時間同じ姿勢は危険
・水分・足の運動が必須
・車中泊は「短期前提」で考える


■教訓5
「情報は“命を分ける”」

熊本では「ライオンが逃げた」などのデマも拡散。
教訓
・情報源は複数持つ
・SNSは便利だが要注意
・モバイルバッテリーは必須

■教訓6
「日常の準備」がすべてを分ける

助かった人の多くは、「特別な人」ではなく“準備していた人”でした。

・水・食料・トイレ・電源
・家具固定
・家族との連絡ルール

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災害は忘れたころにやってくるので、忘れていても準備だけは怠らないようにしたいと思います。

熊本地震からの教訓~後編~
熊本地震からの教訓~後編~
熊本地震からの教訓~前編~
2026/04/22
4月14日で熊本地震からちょうど10年でしたが、そこで得られた貴重な教訓は以下のようになります。

教訓1
「本震は後から来る」ことを前提に動く

熊本地震は、最初の震度7(前震)のあとに、さらに大きな震度7(本震)が来ました。
・「一度揺れたら終わり」は危険
・最初の揺れのあとこそ本気で避難判断
・家に戻る判断は慎重に

これは南海トラフでも十分起こり得ます。


次につづく

熊本地震からの教訓~前編~
熊本地震からの教訓~前編~
最初の10分とその後の1時間
2026/04/09
徳島は沿岸部に人口が多く、将来想定されている南海トラフ巨大地震では「強い揺れ」+「津波」がセットで来る可能性が高いので、会社として「最初の10分」と「その後の1時間」の行動を決めておくと、かなり生存率が上がります。

当社のような事業所向けの基本行動モデルを現実的な流れでまとめました。

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① 地震発生「直後」0〜1分
まずは命を守る行動・その場で取る行動

・落下物から身を守る(机の下、強い柱の近く など)
・窓ガラスから離れる
・揺れが収まるまで動かない
・火や機械を使っている場合のみ停止
※津波警報はこのあと出る可能性が高いのでまず怪我をしないことが最優先です。

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② 揺れがおさまった直後(1〜3分)
津波リスクを即判断!
・震度5以上
・海から近い
・揺れが長い
この条件なら「警報を待たず避難開始」が原則です。
津波は10〜30分以内に来る可能性があります。

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③ 津波警報発令(3〜10分)
大津波警報が出た場合(※会社の場合)
全員で高台へ避難!
優先順位
①徒歩で高台
②津波避難ビル
③3階以上の鉄筋建物
※車は渋滞の原因になるので基本NG

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④ 避難時の会社行動(重要)
会社ではこの役割分担を決めておくと強いです。

指揮者
社長・責任者

・安否確認係→全社員確認
・避難誘導係→避難ルート案内
・持ち出し係→最低限の物

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⑤ 持ち出すべきもの(30秒以内)
会社の防災リュック
・名簿
・応急セット
・懐中電灯
・ホイッスル
・モバイルバッテリー
※取りに戻らない

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⑥ 避難先でやること
避難後
・人数確認
・怪我確認
・情報収集
津波は第2波・第3波が大きいことが多いので警報解除まで絶対戻らない

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⑦ 会社として準備しておくべきこと
企業としてはここが重要です。

1.避難場所を決める
徒歩10分以内の高台

2.避難ルート
2ルート以上

3.社員教育
年2回訓練

4.防災リュック
会社常備

5.安否確認
LINEグループなど

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⑧ 会社として一番重要なルール
勤務中は社員を家に帰さないこと。
「強い揺れ=即避難」
津波は迷った人から亡くなると言われています。
業務中は、社員の安全を確保させることが会社に求められているので、どうしても帰らないといけない方は、事前に文書で取り決めを交わしておきましょう。口頭だけの約束はNGです。

最初の10分とその後の1時間
最初の10分とその後の1時間
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